第1ピリオド、延岡学園マンツーマン、奈良育英3-2ゾーンで始まる。お互いにターンオーバー、シュートミスが目立ち、得点が伸びない。延岡学園はシュートが決まらないが、#5ママドゥがリバウンドを頑張り、セカンドチャンスをつくる。#13渡辺のドライブなどで徐々に点差を広げる。奈良育英も#9西岡がアウトサイドのシュートを決めるが、後が続かない。1分を切ったところで奈良育英タイムアウト。その後#5山本がシュートを決め、17-11、延岡学園6点リードで終わる。
第2ピリオド、延岡学園#13のドライブから始まる。#7池浦のシュートが決まり、10点差にするが、奈良育英も#5、#9のシュートなどで点差を詰めていく。7分、6点差になったところで延岡学園がタイムアウト。その後、延岡学園は、#7のリバウンドシュート、#14榎田の速攻で点を重ね、34-24、10点差で前半が終了する。
第3ピリオド、後半も両チーム前半同様のディフェンスでスタート。両チーム、相変わらず重苦しいオフェンスが続く。延岡学園#13の3Pで勢いづくかと思われた直後に#5がアンスポを取られるが、点差は変わらず。しかし、その後、#7の連続シュート、#8近藤の3Pで点差を徐々に広げ、7分、51-35となって奈良育英タイムアウト。奈良育英はこのゲーム初めてマンツーマンとする。しかし、延岡学園は#6平尾の速攻などでさらに点差を広げ、61-38で終了。
第4ピリオド、延岡学園はメンバーを代えると、奈良育英#11松田の3Pなどで点差を詰められてしまう。延岡学園は再びメンバーを戻すと点差が戻り、残り4分24秒、77-50となったところで奈良育英がタイムアウト。奈良育英はフルコートマンツーマンプレスを仕掛けるが、なかなか得点に結びつかない。両チーム、初戦の固さが目に付くゲームであったが、アウトサイド、インサイド、速攻と多彩なオフェンスを展開した延岡学園が88-60で初戦を突破した。