大会初日Cコート第6試合、男子県立佐賀東(佐賀)と県立四日市工業(三重)との対戦。両チーム、ディフェンスはマンツーマンで入る。開始早々四日市工業#4説田のドライブからファウルをもらい、フリースローで先制。硬さがみられる佐賀東は立て続けにファウルをしてしまい、なかなかリズムをつかめないかに思えたが、選手をかわるがわる交代して、落ち着きを取り戻す。両チームともシュートがリングに嫌われ得点に結びつかない。その後一進一退の攻防が続き、17-17で第1ピリオドが終了する。
第2ピリオド、開始早々佐賀東#7小松がオフェンスファウルを取られ3つ目となり、ベンチに下がる。四日市工業は#7杉野のゴール下、#10水谷の3Pで17-22とリードを広げるが、佐賀東も#8伊藤が負けじと3Pを入れ返す。四日市工業は連続して3Pが決まり徐々に点差が開き始める。佐賀東は#4内場、#8野口のレイアップで食らいついていくがなかなか思うように得点につながらない。落ち着きを取り戻した四日市工業はフリースロー、#12大関のゴール下、#10のドライブで29-41とリードする。残り1分3秒で佐賀東2回目のタイムアウトを取り立て直しを図るが、流れは変わらず、四日市工業#12にリバウンドシュートを決められ、29-43四日市工業がリードして第2ピリオドが終了する。
第3ピリオド、開始早々四日市工業#6余語のゴール下、3P、#10の3Pと連続して決まり29-53と大きくリードを広げる。一方の佐賀東は四日市工業のディフェンスを崩すことができない。佐賀東#4のドライブが決まり、反撃のプレイになったかと思えたが、四日市工業#6のドライブが連続して決まり、流れを変えさせない。終了間際佐賀東#7のジャンプシュートが決まり42-63四日市工業21点リードで第3ピリオドが終了する。佐賀東#7のシュートを第4ピリオドにつなげたいところ。
第4ピリオド、両チームともミスが目立ちなかなか得点につながらない。残り7分49秒佐賀東後半1回目のタイムアウトで立て直しを図る。得点が決められないまま時間だけが過ぎ、6分21秒で四日市工業#8伊藤のジャンプシュートがこのピリオド両チームで最初の得点。その後、佐賀東が得点すれば四日市工業が入れ返し点差を縮めない。中盤に1-2-2のゾーンディフェンスに変えて頑張るが、なかなか得点に結びつかない。結局、52-71で四日市工業が2回戦に駒を進めた。