栃木県代表、県立宇都宮工業と京都府代表、洛南の一戦。ディフェンスは両チームともマンツーマン。お互いにドライブを主体に攻撃を組み立て残り7分、7-6と県立宇都宮工業1点リード。県立宇都宮工業#5深田が3Pを決めれば、洛南もフリースローを決め残り4分、10-10と同点。ここから身長に勝る洛南はゴール下を攻め連続で得点し残り2分、10-20とリード。県立宇都宮工業も3Pを決め返し反撃。第1ピリオドは16-22と洛南リードで終了。
第2ピリオド、県立宇都宮工業が巧みなパス回しからゴール下のシュートを決め、次に#6安納がミドルシュートと連続ゴールで残り7分2点差に迫る。残り6分県立宇都宮工業#4渡辺がドライブからシュートを沈め22-22と同点。洛南も#4柳川の3Pと速攻で残り5分、22-27と再びリード。洛南#13田中が3P、#5津屋がレイアップを決め徐々にペースは洛南。残り2分、26-35。その後も洛南は激しいディフェンスからシュートを決め第2ピリオドは31-46とリードして終了。
後半も洛南#8小西のレイアップ、#10津田の連続ゴールで加点。県立宇都宮工業も果敢にゴール下を決めるものの後が続かない。残り6分には洛南#5がダンクを決め37-58。県立宇都宮工業は#5がカウントワンショットを決めるも洛南も直後に3Pを決め返し点差は縮まらない。洛南はメンバーチェンジで控えのメンバーがコートに。残り2分、県立宇都宮工業#4が3Pを沈め43-70。その後も県立宇都宮工業は連続得点。洛南は#4をコートに戻しゲームを落ち着かせる。第3ピリオドが終了し52-78。
第4ピリオド、洛南#10が速攻を決めれば県立宇都宮工業は#5がフリースローから得点。残り7分、洛南#13が速攻から得点し53-88としたところで県立宇都宮工業たまらずタイムアウト。洛南は再びメンバーチェンジで控えのメンバーが主体。県立宇都宮工業はここでゴール下のシュートと速攻からカウントワンショットで連続ゴールと諦めない。残り4分、60-93。県立宇都宮工業の激しいディフェンスが洛南のミスを誘い連続得点。残り2分、66-93。しかし大量リードの洛南をあわてさせるところまでは至らず洛南が72-99で勝利を収めた。洛南の激しいディフェンスからの攻撃と強いゴール下、県立宇都宮工業の諦めないディフェンスと果敢な攻撃が見ごたえのある一戦であった。