勢いに乗る両チームの一戦。どちらがメインコートに立てるか。
　第1ピリオド、両チームマンツーマンでスタート。どちらもキャプテンの得点から始まる。正智深谷は、#9常田、#14勝山の3Pなどで得点を重ね、オフェンス好調。一方、土浦日大も#10高原、#4菅原のシュートなどで出だしは互角。土浦日大は、エース#5杉本にボールを集めるが、苦しいシュートで得点できない。#5がディフェンスでスチールし速攻と思いきや、審判と接触してしまい、得点できず、波に乗り切れない。正智深谷は、#4山口、#9の連続3Pなどでリードを広げ、25-17、8点リードで終了。
　第2ピリオド、土浦日大は、フルコートでプレッシャーをかける。正智深谷は、#4のゴール下の粘りのシュートなどで得点しリードを保つ。5分、まず土浦日大がタイムアウト。その後、#10の速攻などで徐々に点差を詰めていく。4分37秒、34-30となったところで正智深谷タイムアウト。しかし、土浦日大の勢いが増し、#10の連続得点で34-35と一気に逆転。正智深谷は、土浦日大のプレッシャーディフェンスに対し、徐々にシュートが落ち始め、得点が伸びない。その後も両チーム、タイムアウトを取るが、流れは土浦日大。なかなか得点に絡めなかった#5が終了間際、連続得点し、37-46、土浦日大9点リードで前半終了。
　第3ピリオド、後半も両チーム、マンツーマンでスタート。土浦日大#4のレイアップから始まる。土浦日大は激しいディフェンスで正智深谷にオフェンスのリズムを作らせない。この間、土浦日大は#5、#10が得点し、さらに点差を広げていく。正智深谷は#7増田のシュートで得点するが、単発で点差を詰めるまでにはならない。4分12秒、土浦日大#10の3Pが決まり44-66となって正智深谷タイムアウト。フルコートプレスを仕掛ける。しかし、土浦日大の勢いは止まらず、押さえられていた#5が連続得点をするなどして一気に点差を広げる。結局、49-81、土浦日大が大きくリードして終了。
　第4ピリオド、何らかのきっかけがほしい正智深谷だが、#4が積極的に攻め、得点する。残り8分4秒、土浦日大タイムアウト。正智深谷はフルコートでプレッシャーをかける。#4の奮闘で徐々に点差が詰まっていく。4分26秒、72-89となって正智深谷タイムアウト。最後まであきらめない正智深谷は、#4が3Pを決めた1分13秒、83-95となったところで土浦日大タイムアウト。最後のピリオドで意地を見せた正智深谷であったが、逆転するには至らず、終始激しいディフェンスをやりきった土浦日大がメインコートに駒を進めた。