第1ピリオド。両チームともにマンツーマンディフェンスで開始。正智深谷#9常田のシュートで先制すると、初芝橋本#7松原が3Pを入れ返す。その後、深谷#4山口が連続して3Pを決め、流れは一気に深谷に傾く。なかなか連続して得点できない初芝は、5分に14-6となったところでタイムアウト。初芝は200mの#12坂本にボールを入れてリズムを作りたいが、正智の速い寄りに攻め倦む。残り3分、初芝は#4下畑が連続して3Pを捻じ込むと勢いづき、#6永尾がフリースローをきっちり2本決め動きが良くなる。しかし、深谷は#4を中心に内外バランスよく加点し、33-20深谷リードで終了。
第2ピリオド。初芝ボールでスタート。初芝#7が3Pを決めると深谷#7増田が入れかえし、序盤得点を奪い合う一進一退の展開になる。硬さの取れた初芝は、#7、#6、#12が思い切りの良いシュートで得点を重ねる。かたや深谷も#4、#9が得点し流れは譲らない。残り3分を切り、深谷のディフェンスにまた動きが止まったところで初芝タイムアウト。50-36深谷がリードする。その後も深谷の勢いは止まらず、初芝のミスを突き一気に得点を重ね、61-36深谷リードで終了。中盤初芝もペースを掴みかけたが、連続してミスをしたところを深谷は一気に突き放した。
第3ピリオド。深谷ボールでスタート。後半に入っても深谷の勢いは止まらず、#6角田がゴール下を捻じ込むと連続して得点し、開始4分で71-41とリードを広げる。流れを変えたい初芝は、#7、#6が得点するも深谷の勢いは変わらない。堪らず初芝は残り約5分、74-45でタイムアウト。このピリオドも初芝は中盤リズムを掴みかけるが、深谷のバランスの良いバスケットに得点差を縮めることが出来ない。終盤の深谷#4、#10中村の3Pによる得点は、観客を魅了した。結局90-55深谷リードで終了。
第4ピリオド。2年生と1年生の深谷に対して、最初に得点したのは初芝だが、深谷#12川口、#9が連続して3Pを決め、流れは変わらない。初芝は速い展開からシュートを狙うも、なかなか連続して得点を決めることが出来ない。立て直しを図りたい初芝であったが、深谷は高い身体能力と得点力で終始安定したバスケットを展開し、118-73と初芝を突き放した。