両チーム共にマンツーマンでスタート。いなべ総合は、速攻で#5平野が先制すると、対する足羽は、#4宮崎の3P、ドライブからの合わせで#9地村が得点し、2-5とすぐさま足羽がリードを奪う。いなべ総合は、#6満仲のフリースローの後、ゾーンプレスを仕掛けると、リズムが良くなり、#6の3Pで逆転する。その後も、いなべ総合#6のドライブがバスケットカウントとなり、加点するのに対し、高さに勝る足羽が#9、#15林のインサイドで応戦する。スクリーンを巧みに使ういなべ総合は、#7橋本のドライブ、#6のジャンプシュート、#4蛭川の3Pでゲームの主導権を奪う。しかし、足羽も#11竹本、#7五十子のフリースロー、#15のドライブで点差を詰める。その後もいなべ総合は、リバウンドシュート、足羽はフリースローで加点し24-20、いなべ総合のリードで、第1ピリオド終了。
第2ピリオド、いなべ総合はチェンジングディフェンス、足羽はマンツーマン。いなべ総合は、#7の1on1、#15の3Pで得点、足羽は#6灰塚のジャンプシュート、#15の1on1などで得点するなど、序盤は互いに点の取り合いになる。いなべ総合は、#4がバックドア、ジャンプシュートでリードを広げるも、足羽#12丸山、#5宮下のインサイドで返される。いなべ総合は、#8若原が速攻、3Pで再びリードを広げると、さらに、#5の1on1、#4のドライブが決まり、44-32と12点差になったところで、足羽がタイムアウト。
その後は、いなべ総合#12加藤の3P、足羽#7の3Pなどで互いに加点し、49-41いなべ総合がリードのまま前半終了。
第3ピリオド、足羽#4の3Pが2本連続で決まると、さらに#5のインサイドで一気に点差を詰める。足羽は、オールコートからプレスを仕掛けると、いなべ総合は攻めあぐみ、足羽#7の3Pで55-57とついに逆転。たまらず、いなべ総合がタイムアウトを取る。その後も足羽は、ディフェンスを厳しくし、いなべ総合のターンオーバーを誘う。足羽は、#5の1on1などでリードを広げにかかるが、いなべ総合は#6の3P、速攻、ジャンプシュートで返し、62-64、足羽が逆転するも、いなべ総合が点差を詰めて最終ピリオドへ。
第4ピリオド、足羽が#7の3P、#5の速攻、#12丸山のリバウンドシュートで連続得点。いなべ総合は、#7の1on1で返すも苦しい展開。いなべ総合は、残り5分20秒でタイムアウトを取るが#12がファウルアウトとなり、流れは一気に足羽に傾く。しかし、いなべ総合は、ここから踏ん張り、#5のジャンプシュート、#6の速攻で、残り2分43秒、73-73の同点に追いつく。足羽は、たまらずタイムアウトを取るも、一進一退となる。いなべ総合は、#6の3Pやドライブ、足羽は#5の1on1と互いにエースが譲らず、77-77同点のまま延長戦へ。
延長戦、いなべ総合は#4のカッティングがバスケットカウントになり、そのファウルで足羽#4がファウルアウトとなる。これで流れは、いなべ総合に傾き、#7のリバウンドシュート、#6の1on1でリードを広げる。対する足羽は#5が1on1で応戦するも、いなべ総合は、#5のリバウンドシュートで返す。苦しい展開の中、足羽は#5の3Pが決まり87-84と点差を縮めるが、最後はいなべ総合#6から#7への合わせが綺麗に決まり、万事休す。89-84、いなべ総合が苦しみながらも接戦を制し、2回戦へと駒を進めた。