昨日の準決勝、福岡第一との激闘で再延長までもつれ込むも惜しくも敗れた帝京長岡(新潟県)とエース#12大倉を中心にベスト4まで勝ち上がってきた北陸学院(石川県)との3位決定戦。どちらが3位の座を手にするのか、北信越同士の対戦。
第1ピリオド。両チーム共にマンツーマンディフェンスでスタート。帝京長岡#4神田のフリースローで先制する。続けて#12池田のジャンプシュート、#5遠藤のバスケットカウントで6-0とする。北陸学院#6中川のバスケットカウント、ゴール下で応戦する。残り7分北陸学院#12が帝京長岡#14タヒロウに対して2つ目のファウルを犯してしまう。残り5分39秒に北陸学院#12がベンチに下がり、これを機に帝京長岡が波に乗るかと思いきや、北陸学院#13清水のゴール下、#7高田の3Pで踏ん張り、16-12で帝京長岡4点リードして第1ピリオドが終了する。
第2ピリオド。立ち上がり、連戦の疲れからかお互い中々シュートが決まらない。残り7分13秒ようやく北陸学院#5宮下のミドルシュートが決まり16-14、帝京長岡1回目のタイムアウトで立て直しを図る。ここで北陸学院#12をコートに戻し流れを掴むかに見えたが、帝京長岡#14のリバウンドシュート、#4の3Pで帝京長岡リードを広げる。残り4分23秒、北陸学院#12がリバウンドの際に3つ目のファウルを取られ、再びベンチに下がる。その直後、帝京長岡#8祝が3Pを決めてリードを広げるかと思いきや、北陸学院#7の3P、#5のドライブで24-21とする。その後、帝京長岡#14がゴール下を決めて26-21帝京長岡5点リードして第2ピリオドが終了する。
第3ピリオド。北陸学院はディフェンスを2-3のゾーンに変える。北陸学院#12がこの試合最初の得点を3Pで沈めると流れを掴み、ついに逆転に成功する。26-31、残り8分07秒、帝京長岡はたまらずタイムアウト。帝京長岡#8のドライブ、#14のバスケットカウント、フリースローを沈めて31-31と同点とするが、またもや北陸学院#12、フリースロー、3Pを決めて31-36と再びリードする。帝京長岡#14がゴール下を決めるが、北陸学院#12がタップシュートを決め返す。北陸学院が得点すれば、帝京長岡#14が入れ返す展開。残り14秒、北陸学院の#4小室がリバウンドからのタップシュートを決めて、37-43と北陸学院が6点リードして第3ピリオド終了する。
第4ピリオド。北陸学院#7の3Pが決まって37-46とするが、帝京長岡#4が3P、#8のドライブ、#14のゴール下で44-46とし一進一退の攻防が続く。6:43北陸学院のタイムアウト。その後、北陸学院#4の連続3P、#12の得点で44-54と帝京長岡の反撃を許さない。残り3分46秒、今度は帝京長岡のタイムアウト。残り1分56秒、帝京長岡#14の3Pで47-54とするが、北陸学院2回目のタイムアウト。帝京長岡はディフェンスでプレッシャーをかけて早めにボールを奪いたいが、北陸学院は落ち着いてボールを回し、フリースローもきちんと決める。
49-59、北陸学院が後半逆転に成功し、北信越対決を制して3位の座を手にした。3位決定戦にふさわしい戦いに会場からは大きな拍手が送られた。