今夏のインターハイ出場を逃した悔しさをバネに快進撃を続ける帝京長岡と前日ブザービーターで劇的逆転勝利を収めた延岡学園との対戦。
第1ピリオド、両チームマンツーマンディフェンス。延岡#14榎田のタップシュート、帝京#4神田の3Pと両エースの得点で幕開け。お互いに3Pを入れあい、帝京#14タヒロウのダンクも飛び出す。点の取り合いの展開となる。帝京は#14を伺いながら#4が3Pを決め、やや先行する。延岡は、ハンドオフプレーを使いながらボールを動かし、#13渡辺などが3Pを決める。22-21帝京リード。
第2ピリオドになると、落ち着いた試合展開となる。帝京は厳しいディフェンスからボールを奪い、攻めては#14にボールを集める。延岡はハイピックや#7池浦のポストプレイで仕掛ける。帝京は#14の活躍と#8祝の3Pでリードを奪い、残3分で34-24とする。延岡タイムアウト後も#14の勢いは止まらない。延岡はアウトサイドシュートが入らず、苦しい展開。40-25帝京リードで前半終了。
第3ピリオド、両チームマンツーマンディフェンスのまま。帝京は#14がゴール下を支配し、リズムよく外からも得点する。延岡はインサイドをつぶされ、アウトサイドシュートも決まらず、攻撃の糸口が見つからない。残5分、帝京#7遠藤の3Pで49-29の20点差となり、延岡タイムアウト。帝京が#14を休ませている間に、延岡は#13の3Pでやや盛り返す。
第4ピリオド、帝京#4のロング3Pでスタート。延岡は攻撃のリズムがつかめないまま苦しい展開。そんな中、帝京#14がステップバックからミドル、ドライブ、速攻のダンク、3Pと大爆発。延岡はなすすべがない。残5分、72-42と30点差となる。一矢を報いたい延岡だったが、帝京の勢いを止められず、30点差で力尽きた。