準決勝進出をかけた一戦。明日のメインコートにどちらが立つことができるのか注目の試合が始まる。
第1ピリオド、両チームマンツーマンディフェンスでスタート。山の手は#4栗林が連続得点で幸先よくスタート。昭和学院も落ち着いて得点を重ねてリードを許さない。互いに高さをいかしたディフェンスによりシュートが入らず、昭和#6佐古の3Pが決まったところで、山の手1回目のタイムアウト。13-8と昭和学院がリード。山の手は#4の高さで勝負したいところだが、昭和学院#8赤穂のディフェンスにあい、スティール、ブロックショットを受けてしまう。昭和学院は#5大塩、#8の3P、代わって入った#7宗形のシュートが決まり、山の手を引き離そうとする。21-12と昭和学院8点リードで終了。
第2ピリオド、山の手はインサイドにボールを集め、#6池田のシュート力も使いたいところだが、昭和学院の厳しいマークにあい得点が奪えない。それでも山の手#6がジャンプシュート、3Pを決めるなど踏ん張りをみせる。しかし、昭和学院は内外バランスよく得点し#16笠置が連続3Pを決め、リードを広げる。昭和学院はこのピリオドだけで5本の3Pを沈め、相手の勢いを止めることに成功。44-29昭和学院15点リードで終了。
第3ピリオド、追いつきたい山の手だが、立ち上がり昭和学院の猛攻にあい連続得点を許してしまう。それでも山の手#4がゴール下で存在感を発揮し、#6が3Pを決ると残り4:34、58-39となったところで昭和学院タイムアウト。山の手は反撃の狼煙をあげたいところだが、昭和学院はサインプレーにより、#8がタップシュートを落ち着いて沈める。山の手は#6が負傷による一時交代を余儀なくされたが、すぐに復活しシュートを決めたいところである。#4を中心に得点を重ねるも66-45、昭和学院21点リードで終了。
第4ピリオド、山の手は始まって3分を経過しても4得点と点が奪えず、立て直しをはかるべく78-49となったところでタイムアウトを請求。昭和学院は山の手#8太田を中心としたインサイドに攻められはしたが、得点をインサイドに限定し相手を苦しめ、反撃の隙を与えず落ち着いたゲーム運びをみせ、#6が連続3Pを決めれば#8も3Pを決めるなど高さをものともせず多彩な攻撃であった。対する山の手は最後まであきらめずに果敢にゴールを狙い、粘り強いディフェンス、ルーズボールを追いかけていた。最終的には91-55で試合終了し、注目の対戦は昭和学院に軍配が上がり、明日の準決勝メインコートへの切符を手に入れた。