第1ピリオド、立ち上がり興南はドライブからパスを狙うが、富山工業のディフェンスに抑えられる。富山工業は速攻から#10千保が得点するも、興南も#10平良が入れ返す。富山工業#7平崎が連続で3Pを決めペースをつかみリードする。その後もインターセプトからの速攻などで得点を挙げる。一方、興南は#10のドライブからのアシストで得点を挙げていく。残り3分には16-11と富山工業がリードする。興南も#12ウィリアムがゴール下で得点を挙げ粘りを見せる。
第2ピリオド、両チーム共ゴール下まで攻め込むが得点するまではいたらず、得点が伸びない。中盤、富山工業はディフェンスを3-2ゾーンに変え、ペースを変えると相手のミスを誘い速攻で得点を挙げリードを広げる。興南は、タイムアウトを取り立て直すと#6野原のロングシュートなどで得点を挙げ、残り2分を切るころには同点に追いつく。すぐさま富山工業もタイムアウトを取り、立て直す。1点を争うゲームとなる。前半終了には27-26の富山工業1点のリードで折り返す。
第3ピリオド序盤、興南は#10のアシストで#8工藤がゴール下で得点し、逆転する。ディフェンスもプレスで動きをつくる。しかし、富山工業もハイロープレイで#5飴谷がゴール下で得点する。富山工業は#5がディフェンスリバウンドを取り、粘る。オフェンスでもドライブからシュートを決め富山工業ペースとなる。残り2分半、6点差となったところで、興南はタイムアウト。しかし、なかなかペースをつかむことができず4点差で3ピリオドを終了。
第4ピリオド、何とか追いつきたい興南だが、逆に富山工業#8浜子のゴール下シュートや速攻からのレイアップシュートで、残り8分には8点差となる。興南はタイムアウトを取り、反撃をはかる。残り5分を切り、4点差の大接戦となる。興南は#12がゴール下でファウルをもらうとフリースローを2本とも決める。続けて#10がドライブインからシュートを決め、残り3分には同点とする。その後も、#9島尻がタップシュートを決めバスケットカウント、フリースローも決め、興南は逆に5点のリードを奪う。このままいくかに見えたが、富山工業は#7が連続で3Pを決め30秒を切って3点差となる。最後、富山工業はファウルゲームに持ち込むが、追いつくことはできず。5点差でゲームは終了する。大接戦を制した興南が富山工業を破り3回戦に進出した。