第1ピリオド、先手を取ったのは、パスカットから#6中川の速攻を決めた北陸学院。松山工業もすぐさま#5東浦の速攻で応戦する。北陸学院パスカットからの速攻や#7高田の3Pで流れを引き寄せにかかる。松山工業7対11とリードされたところで早めのタイムアウトを請求。松山工業#5のドライブから#8萩野への合わせでバスケットボールカウント決め、フリースローも沈めて、3点差まで詰め寄る。#8のフリースローも2本決まり1点差まで戻す。お互いシュートを決め切れない場面も見られたが、15対17と北陸学院リードで終了。
第2ピリオド、両チーム共に決定力不足で得点を伸ばすことができない。4分経過したところで17対17の同点。ディフェンスでの我慢比べの様相になってきた。松山工業#8がフリースローを2本決めて逆転。ここまで北陸学院このピリオド、ノーゴール。速攻が決まった松山工業、#6早瀬の3Pも決まり8点リード。北陸学院得点が取れないままタイムアウトの請求。その後もオフェンスリズムをつかめないまま、このピリオド4点に終わり、27対21と松山工業にリードを許して前半を終了する。
第3ピリオド、北陸学院#4小室のフリースロー、#7の3Pなどで息を吹き返し逆転。たまらず松山工業後半1回目のタイムアウト。北陸学院#7、#12大倉のミドルシュートが決まり先ほどのピリオドとは一転して得点が動き始める。松山工業も#10亀岡の3Pや#5のゴール下シュートなどで応戦。得点の取り合いの様相に変化してきた。北陸学院#12パスカットからの速攻を決め得点を引き離しにかかる。速攻でファールをもらった北陸学院#12がフリースローを2本とも沈めてこの試合最大の10点差までリードが広がる。松山工業もゾーンプレスからゾーンディフェンスで何とか喰らいついていく。結局44対56と北陸学院が逆転して第3ピリオドを終了する。
第4ピリオド、松山工業ゴール下の合わせのプレイが決まり10点差にするも、すかさず北陸学院も#12のミドルシュートで応戦。松山工業#5の3P、#7宮本のミドルシュートで7点差まで詰めるが、北陸学院も冷静に対応して流れを渡さない。残り時間6分、54対65とリードされたところで松山工業タイムアウトの請求。直後にロングパスからの速攻が決まり追い上げムードも高まり徐々にその差を詰めていき、#5の3Pでついに2点差まで詰め寄る。たまらず北陸学院タイムアウト。#12のミドルシュートが決まり4点差。松山工業タイムアウト。残り18秒。#8がフリースローをもらい2本とも決め2点差。ファールゲームに持ち込むが北陸学院#5がフリースローを1本決め3点差。最後のプレイで松山工業#5がミドルシュートを決めたが、僅か1点届かず北陸学院が辛くも逃げ切った。