男子2回戦 福岡大学附属大濠高校は37回、北陸高校は39回の出場を誇る古豪対決。
第1ピリオド 両チームともマンツーマンディフェンスでゲーム開始。先制したのは北陸。#10ケイタがゴール下を決めると#7二上がミドル、#6重野が3Pを決め序盤北陸ペース。開始3分で9-4と勢いに乗る。北陸の高さに攻めあぐむ大濠は#4鍵富、#13渡嘉敷のフリースローの得点のみ。しかし、大濠#13が3Pを決めるとリズムが出て連続得点し、残り5分11-11と追いつくと#14兒玉のフリースローで逆転。両チームの動きの速さに会場は早くも盛り上がる。北陸は#10がファウル2つとなり#12アビブに交替。お互い内外の攻めから持ち味を出す展開で会場を魅了する。17-18北陸リードで終了。
第2ピリオド 大濠#5西田がゴール下を決めて逆転。すぐさま北陸#5市橋が3Pを決めて逆転と激しく得点が動き出す。お互い長所を出しながら一進一退の展開に両チーム応援団も一体となって盛り上げる。残り6分、27-23と大濠がリードしたところで北陸タイムアウト、#10をコートへ戻す。直後大濠#14が速攻を決め離しに掛かるが、北陸#5が3Pをねじ込み譲らない。ミスの続いた大濠が29-26とリードの場面でタイムアウト。北陸は#10のゴール下、大濠は#14が速攻からコントロールし得点を重ねる。残り3分を切ったところで北陸#10が3つ目のファウルでベンチへ、大濠一気に流れを持ち込み連続得点。結局41-32大濠9点リードで前半終了。
第3ピリオド 北陸ボールでスタート。#10がゴール下を落とすと大濠#8青木が速攻を決め流れは大濠へ。しかし、北陸は#5が3P、#7がドライブを決め踏ん張る。両チームとも速攻、インサイドと得点を重ねる一進一退のゲーム展開に目が離せない。残り3分北陸#13が速攻を決め53-49と4点差に詰まったところで大濠タイムアウト。残り2分、北陸#7がフリースローを2本決めて一気に逆転するも、大濠#5、#13が連続して得点し大濠がまたまた逆転。63-61大濠2点リードで終了。
第4ピリオド 開始北陸#7がカットインを決め同点。すぐさま大濠#5、#4が決め返し早くも得点が動き出す。残り7分北陸#7の3Pで同点。大濠はディフェンスをゾーンに変えるも北陸#10がゴール下を決めて北陸が逆転する。67-70と北陸リードで大濠堪らずタイムアウト、流れは北陸。大濠果敢にシュートを狙うもリングに嫌われなかなか得点できず重いムードに。北陸は#10を要に着実に得点し点差をじわりじわりと広げて行く。それでも残り3分を切って、大濠#5が3本連続3Pを決め一気に逆転。両チーム勢いづき目まぐるしく得点が動き会場は異常な盛り上がりになる。残り50秒、80-82北陸リードで大濠タイムアウト。残り20秒北陸#10のファウルで大濠#4フリースロー、1本決めて81-82、北陸タイムアウト。大濠はファールゲームを仕掛ける。北陸#7がフリースローを2本決めて3点差、その後大濠#5フリースローを2本決め1点差、残り6秒で北陸タイムアウト。直後大濠のファウル、北陸#7がきっちり2本決めて3点差の83-86で試合終了。終盤の攻防は両チームとも充分力を出し切り見応えのある試合であった。