鳥取県代表・県立米子工業と三重県代表・県立四日市工業の対戦。第1ピリオド、ディフェンスはお互いにマンツーマンで試合開始。まずは四日市工、#5田中、#6余語の3Pで先制。さらに#7杉野、#10水谷がゴール下で高さを発揮する。5-16となった場面で米子工がタイムアウト。米子工はパス回しから#4宮崎、#7福本のアウトサイドシュートで反撃する。四日市工が13-26とリードして第1ピリオドが終了。
第2ピリオド、高さに勝る四日市工はミスマッチを突き、#4説田、#6、#9野田がゴール下で得点する。一方、米子工はファウルもかさみ、約4分間ノーゴール。米子工は#4の3P、#7のドライブを中心に攻めるが、四日市工のマンツーマンをなかなか振り切れず、苦しいシュートが続く。25-54、得点差が広がり第2ピリオドが終了。
第3ピリオド、試合の主導権は依然として四日市工。#4のランニングシュート、#7の3Pなど、組織的なプレイで軽快に得点を重ねる。四日市工はスクリーンを使ったボールサイドカットをして、ゴールに走りこむプレイが多く、高確率のシュートが続く。徐々に四日市工はメンバーチェンジをして、控えの選手がコートに出始める試合展開に。ディフェンスをオールコートに広げて、速い展開に持ち込みたい米子工。ピリオド終盤は#11加藤、#13戸田がインサイドを攻めて良い流れを作った。37-91で第3ピリオドが終了。
第4ピリオド、米子工は#6北田の3P、#11の速攻などで得点する。米子工はリバウンドやルーズボールを懸命に奪い、少しずつ試合の流れを自分たちのものにしていく。米子工#4も3Pを決めてチームを鼓舞する。米子工の健闘に拍手が沸き起こる第4ピリオド、最終スコアは53-114で終了。攻守ともにインサイドとアウトサイド、バランスよく試合を進めた四日市工が大差をつけて3回戦進出を決めた。