大阪府代表・近畿大学附属対岡山県代表・岡山工業の一戦。ディフェンスは両チーム共にマンツーマンでスタート。先取点を取ったのは県立岡山工。近大附のオフェンスミスが続く。残り6分を切って0-6と県立岡山工リード。残り5分を切ったところで近大附フルメンバーチェンジ。5-8、県立岡山工リード。近大附残り1分でスターティングチームへメンバーを戻す。近大附代わって入った#8本田、#17能登の連続3Pで逆転し11-8で第1ピリオド終了。
第2ピリオド残り5分で20-15、ここでまたもやフルメンバーチェンジ、近大附。しかしその直後のオフェンスミスでまたスタートに戻す。この2分間でめまぐるしくメンバーチェンジを行う近大附。そのリズムにあわてることなく加点し20-19と離されずついていく県立岡山工。2分を切り近大附3連続ゴールで28-21、ここで離されまいと県立岡山工タイムアウト、残り54秒。残り34秒で近大附はゲームに出ていなかった3番目のチームをコートへ送り出す。前半終了。近大附のメンバーチェンジが際立った前半であった。
後半、県立岡山工ボールでスタート。しかし#5西野のドライブから3連続ゴールと近大附がリードを広げる、34-21。ここで近大附、前半同様フルメンバーチェンジ、残り7分。10点差程度で推移する中、近大附はセットプレイで、対して県立岡山工は足を止めず巧みなパス回しから得点を狙う対照的な構図となる。43-32で第3ピリオド終了。
追いつきたい県立岡山工、逃げ切りを狙う近大附。果敢にリバウンドに飛び込み、弾いたボールを押し込む県立岡山工、43-36。オフェンスのミスが目立ってくる中、またもやフルメンバーチェンジ、セカンドチーム登場。お互いにオールコートでディフェンスを展開し始める。残り5分57秒で近大附後半1回目のタイムアウト、44-38。スターティングチームにメンバーを戻し立て直しを図りたい近大附だが、#5のチャージングで、いまだ後半1得点だけ。ペースが上がらない。残り1分でこの場面を凌いだのは近大附#5の連続ドライブ51-41とリードを取り戻す。その後、近大附#17の3Pも入り54-41。県立岡山工タイムアウトを取るが万事休す。59-41でタイムアップ。
近大附のクレバーなバスケットと県立岡山工の諦めないディフェンスと果敢な攻撃が見ごたえのある一戦であった。