第1ピリオド、両チームマンツーマンでスタート。岐阜女子はブレイクを出し2対1の状況で#5藤田から今大会注目のインサイドの要、#7ディヤイへのナイスパスをきっちり沈め先制点とする。その後#7はローポストの裏を取りノーマークでゴール下を決め連続得点する。一方広島皆実はこちらも注目選手のU17日本代表の#6三間を中心に攻撃を展開するがリズムがつかめずノーゴールが続き、残り7分06秒1回目のタイムアウトを取る。その後ディフェンスが良くなりそれに伴い動きが出てきた広島皆実は#7奥村の1on1から初得点を決める。ここで流れに乗りたい所だが、エンドスローインでのゾーンディフェンス時に空いているアウトサイドにパスをさばかれ、それを岐阜女子#6石坂、#4石井がきっちり3Pを決める。その後も#4、#12垣内の1on1で着実に得点を重ね、残り2分で2対19とリードを広げる。その後岐阜女子の#7が交替した後、広島皆実の#6の1on1、#4竹内のバスケットボールカウントがあり、連続得点を決め9対21で第1ピリオドが終了する。
第2ピリオド、先手を取ったのは広島皆実。#4の速いドライブでバスケットボールカウントを誘う。その後2-2-1のゾーンプレスから2-3ゾーンをひき岐阜女のリズムを崩しにかかる。岐阜女子がシュートを決めきれていない間、広島皆実は動きの良くなった#6、#5出野のドライブなど連続8得点を決め、残り5分54秒に20対26と点差を詰める。その後も広島皆実は機動力のあるディフェンスを展開するが、高さのある岐阜女子は#7のリバウンドショット、そして#5の確立の高いジャンプショットや#6の3Pで得点を重ね25対36で第2ピリオドが終了。
第3ピリオド、岐阜女子は#7のゴール下、そして確率の高いシュート率を誇る#6の3P、#10小野のゴール下などで7点を連続得点し、広島皆実はたまらず残り7分35秒後半1回目のタイムアウト。何とか流れを変えたい広島皆実だが、タイムアウト明け最初のプレイでターンオーバーから#4にレイアップシュートを決められてしまう。その後#6の1on1、#7の果敢なドライブやジャンプシュートで食らいつくが、岐阜女子の#7のオフェンスリバウンドシュートや、#4の落ち着いたプレイから確率の良いシュートが続き、37対63で第3ピリオド終了。
第4ピリオド、広島皆実は#6にボールを集め、合わせのプレイや切れのある1on1を行うが、岐阜女子の高さのある#8バイクンバのディフェンスに苦しむ。
最後まで、必死にローテーションし、ディフェンスプレッシャーをかけ続けた広島皆実だが、終始落ち着き、高さと確率の高いシュートセレクトを行い続けた岐阜女子が、50対80で勝利し、今大会ベスト8に進出した。