両チームとも夏のインターハイでは初戦敗退と苦汁をなめた。両チームとも初戦を突破して勢いに乗りたいところである。
第1ピリオド、お互いにマンツーマン。美濃加茂が#6梅田を中心に果敢に攻め、先行する。大濠もすぐに速攻で反撃、更に#5西田の3Pとミドルで盛り返す。残5分からは1-2-1-1ゾーンプレスとマンツーのチェンジングで仕掛け、美濃加茂の攻撃を翻弄、#15井上などがゴール下も支配して、大濠が11点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、美濃加茂は厳しいディフェンスから得点に結びつけ、大濠は堪らずタイムアウト。その後も美濃加茂は#7菅野の3Pやスチールからの得点し、残6分で3点差とする。大濠はマンツーとゾーンのチェンジングディフェンス。ゾーンも2-2-1を用いるなど、形を変えながら、主導権を握る。#6立野が効果的に3Pも決めて、27-39と大濠リードで前半終了。
第3ピリオド、両チームマンツーマン。美濃加茂が当たりの強いディフェンスと#14後藤らの3Pでペースを掴むが、大濠#8青木がゴール下を頑張り、追撃を許さない。更に大濠が#5の3Pとゴール下の頑張りで点差を広げる。残4分、39対56で美濃加茂タイムアウト。外からのシュートが欲しい美濃加茂だったが、思うように決まらず、逆に大濠#6に3Pを決められ、更にリバウンドを取られ、点差が開く。45-64大濠リードで終了。
第4ピリオド、大濠がドライブ、リバウンド、3Pと多彩な攻撃で美濃加茂を圧倒する。美濃加茂はタフショットを強いられ、苦しい展開。#14、#4前田の3Pで必死に食らいつく美濃加茂だったが、点差は詰まらない。残2分から大濠のメンバーチェンジを機に勢いを取り戻した美濃加茂だったが、最後は22点差で大濠が勝利し2回戦に進出した。