大会二日目Aコート第5試合男子1回戦、熊本県代表九州学院と広島県代表県立広島皆実との対戦。
第1ピリオド、九州学院1-3-1ゾーンディフェンス、広島皆実マンツーマンでスタート。開始から広島皆実は九州学院のゾーンを上手く攻め2-12とリードを広げる。一方の九州学院は硬さが見られ、セットプレイから得点につなげたいところだが思うように得点ができない。4分45秒、九州学院1回目のタイムアウトを取り、立て直しを図る。九州学院#9出口のバスケットカウントが決まり、落ち着きを取り戻すかに見えたが、広島皆実#12大道の得点で流れを変えない。その後お互いミスが続き、7-16で広島皆実が9点リードして第1ピリオド終了。
第2ピリオド、広島皆実#9原のドライブが決まりリードを更に広げたい広島皆実だが、九州学院#4川田のバスケットカウントで流れが九州学院に変わる。6分30秒、14-19広島皆実1回目のタイムアウト。九州学院は#9のこぼれ球を#7西嶋がねじ込み20-20と同点に追いつくが、広島皆実#9の連続得点、#12の3P、#4景山のゴール下、#11小川のジャンプシュートで22-31とリードする。九州学院は、セットプレイから#14村嶋のドライブ、#9のゴール下で得点し、27-31広島皆実4点リードで第2ピリオドが終了する。
第3ピリオド、九州学院#7速攻、#4ドライブ、フリースローが決まり33-31と逆転に成功する。その後#4ドライブも決まり、流れは九州学院に傾く。7分31秒、35-31で広島皆実堪らずタイムアウト。広島皆実#11の3Pで1点差とするも、九州学院#7のドライブで入れ返す。広島皆実は、流れをつかみたいところだが、九州学院のチェンジングディフェンスに上手く得点ができない。一方の九州学院もここで突き放したいところだが、なかなか得点に結びつかない。セットプレイから#9がゴール下を決め、#13野中、#7のリバウンドシュートが決まり、46-39九州学院が7点リードして第3ピリオドが終了する
第4ピリオド、膠着状態が続く中、九州学院#4のドライブから#8川嶋がゴール下で合わせて48-39とするが、広島皆実#9の3P、ミドルシュートを連続して決め48-44と踏ん張りを見せる。6分32秒、九州学院1回目のタイムアウト。九州学院#13のミドルが決まるが広島皆実#5倉富がリバウンドシュートをねじ込み、お互い譲らない。広島皆実#11のバスケットカウント、フリースローを確実に決め、50-49と1点差に迫る。九州学院#14のドライブを決め、52-49と3点差とするが、3分18秒、広島皆実#11が3Pを決めて52-52と同点に追いつく。九州学院#13の3Pのこぼれ球を#9がねじ込み54-52とリードする。1分40秒、タイムアウト後の広島皆実ボールのスローインから#11がゴール下を決め再び同点に追いつく。残り14.8秒、広島ボールのスローイン、最後のワンプレイにかけるが決められず勝負は延長戦へとなる。
延長戦、九州学院#7ミドルシュート、ゴール下が決まり58-54と4点差とするが、広島皆実#12の3P、#11のドライブで58-59広島皆実が逆転する。残り42.3秒、広島皆実ボールのスローイン、落ち着いてボールを回し、最後は#11のミドルシュートが決まり、更にスティールから#12が決めて58-63で勝負を決め2回戦に駒を進めた。最後まであきらめず戦った九州学院にも拍手を送りたい。