第1 ピリオド両チーム共にハーフマンツーでスタートする。富士学は速い展開から#4別所,#5戸澤の3Pシュート等で得点していく。対する開志は#15シラのインサイドを基点とし攻撃#5中島、#13藤永らが得点し、一進一退となる。14-12開志リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオドに入ると、開志の高さが徐々に効いてくる。富士学は#4、#6三枝がシュートを決めるものの、シュートブロックを恐れてシュート成功率が落ちる、更にパスが回っていても、開志のよいリバウンドになってしまい苦しい試合展開となる。対する開志は#15のローポスト、#5のレイアップなどで得点を加えゲームの主導権を握る。37-22開志リードで前半終了。
第3ピリオド、富士学は3-2マッチアップゾーンを仕掛けるが流れを変えるには至らない。富士学は#6がジャンプシュートを決めるが、ヘルプの速い開志のディフェンスに対して得点できなくなる。対する開志は#15のリバウンドシュート、#13の1on1等で得点し点差を広げる。56-30開志リード。
第4ピリオド、開志は#15がベンチスタートする。富士学のマッチアップゾーンが機能し、開志がなかなか得点することができなくなる。しかし、開志のマンツーマンもしつこく対抗。富士学#5、#6、#18船津が得点し、追い上げようとするがフリースローの成功率が低く追いつくことができない。対する開志は要所で#5、#6中村の3Pシュート等が決まり流れを渡さない。高さを活かした開志が堅実なゲーム運びで3回戦に駒を進めた。富士学のマッチアップゾーンは効果的だったが、#15の高さがそれを上回ったゲームだった。富士学の健闘を讃えたい。