今大会注目のオールラウンドプレイヤー#8赤穂ひまわりを擁する昭和学院が昨日県立富岡東を破り2回戦に登場。両チームマンツーマンでスタートする。昭和学院は開始早々#8にボールをいれ、華麗なターンでゴール下先制点を決める。その後も自ら打ったシュートのリバウンドを拾いファールを貰いきっちりフリースローを決める。またスクリーンから#6佐古がジャンプシュートを決め、6-0と昭和学院がリードする。一方郡山商業は、#6面川の3Pをきっかけに#12須藤の1on1で連続得点をする。その後残り1分05秒、#5佐藤(里)の3Pで16-16の同点に追いつく。その後昭和#16笠置が3Pを決めるが、郡山も#5が3Pを決め返し、19-19で白熱した第1ピリオドが終了する。
第2ピリオド、先手を取ったのは郡山商業。開始早々#9佐藤(由)、#6の連続3P、そして#12のドライブで8連続得点をする。たまらず昭和は残り8分24秒、前半1回目のタイムアウト。タイムアウト明け、昭和は#8の2連続シュート、そして#6の3Pで26-26に追いつく。郡山はシュートを打つが決めきれない状況が続く嫌な展開の中、果敢にオフェンスリバウンドに飛び込みシュートチャンスを増やし1on1を仕掛け#6の3P、#12の1on1などで得点を重ねる。シュートに迷いが見られる昭和はピリオド終了間際にパスミスも続き、リズムに乗れないまま34-28郡山リードで第2ピリオドを終了する。
第3ピリオド、昭和#8のバスケットカウントから試合が始まる。フリースローを決めた後も#6からのナイスパスで#8が連続得点を決め勢いに乗る。しかし、郡山は#9、#12の1on1で得点し一歩も引かず昭和に対抗する。そのあとも見ごたえのある一進一退の攻防が続く。しかし昭和は#8、#6のジャンプシュートを中心に得点を重ね、残り2分03秒48-46と逆転する。郡山も#6のドライブからファールを貰いフリースローを2投成功させ、53-50で第3ピリオドが終了する。
第4ピリオド、昭和が先手を取る。#8が1on1からファールを貰いフリースローを決めると、ディフェンスで#11がスティールし57-50と一気に7点差とし、郡山が残り8分53秒でタイムアウト。タイムアウト明けもリズムは変わらず、昭和は#11のドライブシュートなどで得点を重ね、リズムを取り戻したい郡山は残り7分38秒で3回目のタイムアウトを取る。しかし、その後#7岡部の5ファールなどで郡山の集中力が途切れ、昭和は勢いを増し#8の連続得点などで一気に点差を広げ86-63で昭和が3回戦に駒を進めた。最後に点差は広がったものの、郡山のディフェンスとチーム力で昭和を苦しめ続け、会場を大いに沸かせたゲームであった。