4年連続20回目の出場の就実と、激戦区静岡を勝ち抜いてきた浜松開誠館との2回戦は、両チーム共に、ハーフマンツーでスタートする。浜松開誠館は、開始早々#8石田のジャンプシュートで先制。対する就実は、#11那須の1on1や3Pなどでリードを奪い、徐々にゲームの主導権を握る。浜松開誠館は、#8のシュートミスが続き、リズムをつくれず、残り5分49秒タイムアウトを取る。浜松開誠館は、#8のドライブで得点するが、就実の速い攻めから#11のカッティングやジャンプシュート、3Pで加点し、就実が徐々にリードを広げる。浜松開誠館は、#4陽本が3Pを決め、反撃の糸口をつかむと、ディフェンスを厳しくし、就実のターンオーバーを誘う。浜松開誠館は、インサイドに対してファウルが多くなるが、就実がフリースローを落とす。リズムがよくなった浜松開誠館は、#4のジャンプシュート、最後は終了間際で#10石牧がリバウンドシュートを決め、15-13就実2点のリードで第1ピリオドを終了する。
第2ピリオド、就実は#11のジャンプシュート、浜松開誠館は、#10のドライブで互いに加点する。就実は、速い攻めから#7青木のジャンプシュート、スティールから速攻で、21-15とすると、浜松開誠館は、たまらずタイムアウト。その後、就実はディフェンスをゾーンに変えると、浜松開誠館は、それを攻めあぐむ。就実は、#5田村、#7のジャンプシュートでリードを広げる。しかし、浜松開誠館は、#9樋口のジャンプシュート、#4のスティールからの速攻、#8、#4の3Pで一気に点差を縮めていく。その後も浜松開誠館は、ディフェンスを厳しくし、インサイドを徹底して守りにいく。残り18秒、浜松開誠館は、#4のドライブがバスケットカウントとなり、そのフリースローをしっかりと決め、31-31の同点で第2ピリオドを終了する。
第3ピリオド、浜松開誠館は、#12鈴木の3Pでついに逆転する。互いに激しいディフェンスの中、就実はインサイド、浜松開誠館は、#8のドライブで攻撃し、一進一退となる。浜松開誠館は、#12、#8のジャンプシュートなどで37-44とリードを7点に広げたところで、就実はたまらずタイムアウトを取る。就実は、#11のドライブ、#7の1on1などで点差を詰め、43-46浜松開誠館のリードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、就実は#7のジャンプシュートで連続得点をし、47-46と逆転する。しかし、浜松開誠館は、#12の3Pで反撃を許さない。浜松開誠館は、#8の3P、#10のドライブによるバスケットカウントで、48-55と突き放しにかかる。就実はタイムアウトを取り、ディフェンスのプレッシャーを強めるが、浜松開誠館#4は、落ち着いてドライブを決める。就実は、浜松開誠館のインサイドへの激しいディフェンスに対し、#7がジャンプシュートなどで何とか返す。が、浜松開誠館は、キックアウトから#10が得点し、52-59で試合を決める。就実も最後まで粘るが、浜松開誠館が振り切り、3回戦へと駒を進めた。