1回戦を接戦で勝ちあがった京都精華と、シードの星城の2回戦。両チームマンツーマンでスタート。開始早々星城#12浦町がゴール下シュートをねじ込む。さらに#9古田のジャンプシュートも決まって、星城のリズムでゲームが展開する。残り7分、京都精華は#14山本のジャンプシュートでようやく得点すると、さらに#6南部がリバウンドシュートを決める。残り5分には、京都精華#4小関の3Pで7-4と逆転し、互角の勝負となる。星城はディフェンスからの速いトランディションで、積極的にシュートに行く。14-17星城リードで第1ピリオド終了。
　第2ピリオド、京都精華は#4の3Pで17-17の同点とするが、すかさず星城も#4が3Pを入れ返す。京都精華は#4を中心にスクリーンを利用し、じっくりと攻撃を組み立てる。一方の星城は#12のインサイドが決まり流れをつかむ。残り5分22-27、星城リードとなったところで、京都精華が1回目のタイムアウトを請求。その後も星城のリズムが続くが、京都精華も何とか引き離されまいと#4の3Pが決まり粘りを見せる。さらに京都精華#6がゴール下で奮起し29-34の5点差に詰め寄る。しかし、その後フリースローで得点された京都精華は残り48秒2回目のタイムアウトを請求。京都精華はオールコートプレスを仕掛けるが、逆に星城#5大嶋にゴール下シュートを決められ点差を広げられる。31-37星城リードで前半終了。
　第3ピリオド、星城は#4米納がインサイドで3連続シュートを決める。対する京都精華は#5小西がジャンプシュートで対抗するが、思うようにディフェンスを崩せない。残り7分、京都精華後半1回目のタイムアウト。その後両チームとも守りあいの展開が続く。京都精華はハーフコートマンツーマンでプレッシャーを強めるが、星城#12のインサイドを決められてしまう。その後も京都精華のミスから、星城が落ち着いて得点し点差が広がって行く。残り2分、星城#12の3Pが決まったところで、京都精華後半2回目のタイムアウト。その後も京都精華はなかなか得点できず、逆に星城はリバウンドから速攻で得点を重ねて行く。最後は星城#4の3Pが決まって、38-59と星城リードで最終ピリオドへ。
　第4ピリオド、京都精華は#4の3Pで最初の得点をするとオールコートでボールを奪いにいく。星城は#12が落ち着いてゴール下を決める。京都精華は#6のインサイド、#4の3Pで追い上げにかかり、積極的なディフェンスでパスカットに出て行きターンオーバーを誘う。残り5分48-63となったところで、京都精華後半3回目のタイムアウト。その後京都精華#15渡邉がレイアップシュートを決め、残り5分で50-63の13点差となる。残り3分50-65星城リードで、星城がタイムアウトを請求し最後の逃げ切りを図る。さらに残り1分、星城は２回目のタイムアウト後もゲームをコントロールし、京都精華の反撃を許さない。最終スコア57-71で星城が勝利した。最後まで諦めず、果敢にディフェンス、ルーズボールを頑張り、全力で闘った京都精華に観客席からも大きな拍手が贈られた。