第1ピリオド県立旭はオールコートマンツーマン、鵬学園はハーフコートマンツーマンでのスタート。お互いにシュートまではいくが、決めきれず2分間得点がない。その均衡を破ったのは旭の#5安彦の3P。その後も旭は速いペースで攻撃を仕掛け、#17浜屋のゴール下リバウンドシュートなどで得点を重ねる。鵬も#4熊崎の果敢な1on1で攻めるがシュートを決めきれない。開始4分06秒、8-0となったところで鵬がたまらずタイムアウト。その後、オールーコートマンツーマンでプレッシャーをかけるが、旭のリズムの良い攻撃は止まらず、#5の3P、#4菊地のジャンプシュートが決まり16-2で第1ピリオドが終了する。
第2ピリオド、鵬はポストマンにダブルチームに行き、積極的なディフェンスで仕掛ける。オフェンスの動きも良くなり、#9西のジャンプシュートと3Pが連続で決まる。旭も#7の1on1を仕掛けるが、シュートを決めきれない。鵬の#11砂塚、#4のゴール下で8点連続得点となった残り3分24秒で旭がタイムアウト。その後旭は#7のゴール下が連続で決まりリズムを取り戻す。残り7秒で#12澁谷のバスケットカウントが決まり、フリースローもしっかりと沈め、30-15で第2ピリオドが終了。
第3ピリオド、#7松本の気迫溢れる1on1などから鵬の勢いが増す。開始4分、#9のスチールからバスケットカウントになりフリースローも決め、34-26と8点差につめる。その後はお互い激しいディフェンスでシュートインを許さず、激しいルーズボールから一進一退の攻防が続く。旭は、#8熊谷の1on1、#7のゴール下で盛り返し、42-30で第3ピリオドが終了する。
第4ピリオド両チーム共にオールコートマンツーマンで始まる。旭はハイピックから#9平野のナイスパスがゴール下の#7に渡りシュートを決め会場を沸かせる。しかし鵬も激しいディフェンスからブレイクを決め、残り5分で49-41とする。その後も積極的にダブルチームに行くなど激しいディフェンスで旭を苦しめる。鵬は最後まで3Pを果敢に狙い、諦めずに攻撃を仕掛けるが、シュートを決めきれない。一方、旭は#4が大切な場面でシュートを決め続けた。両チームとも激しいディフェンスのナイスゲームであったが、最後まで良い判断と激しいディフェンス、リバウンドを制した旭が57-44で3回戦に駒を進めた。