23日Aコート第5試合、茨城県代表の土浦日本大学と長野県代表の東海大学付属諏訪の一戦。
第1ピリオド、両チームのディフェンスはハーフコートマンツーマンで始まる。互いにディフェンスリバウンドから速いオフェンスを展開する。土浦日本大学は#6大久保、#7児玉がゴールに切り込みフリースローをもらい、きっちりと決めると、東海大学付属諏訪は #16吉江、#13田野、#14松岡と2Pを決める。土浦日本大学の#6、#4青木が連続して3Pを決めると、交代出場の#15廣瀬も強気の1on1でゴールに向かう。東海大学付属諏訪は、スクリーンプレーの2on2などで得点を重ね、点の取り合いが続くも、足を止めなかった土浦日本大学が9点のリードをつけて25-16で第1ピリオド終了。
第2ピリオド、諏訪の#13が連続で得点を決め、点差を5点に縮める。しかし、土浦#4が3P、#8山下が2Pを落ち着いて決める。残り6分、諏訪がタイムアウトをとると、そこから諏訪#7有賀の3P、#17御子柴の2Pで3点差まで追い上げる。残り4分、土浦はタイムアウトをとって流れを変えようとするも、粘る諏訪。終了間際に諏訪のバックドアプレーが華麗に決まり3点差とする。土浦は、#7、#5福元、#15の粘りのリバウンドで相手にセカンドチャンスを与えず、リードを守り34-31で第2ピリオド終了。
第3ピリオド、土浦は、オールコートゾーンプレスを仕掛ける。#5のスティールからレイアップシュートが決まると、その後も#5を起点に攻撃を続ける。一方、諏訪はマンツーマンディフェンスを続ける。#13、#15北原、#17がリバウンドで踏ん張るが、オフェンスでボールが上手く回らず、点が伸びなくなってしまう。残り4分堪らずタイムアウト。しかしその後も土浦の足は止まらず、#5の3P 、#7のレイアップシュート、#15のジャンプシュートで点差を話す。51-37と土浦が14点差をつけて、第3ピリオド終了。
第4ピリオド、諏訪#14の1on1、#16のゴール下シュート、#6望月の1on1、#13のポストプレーで流れを引き寄せる。しかし、土浦は相手のしつこいディフェンスに嫌がることなく攻守にわたって足を動かす。#15のリバウンドシュート、#5の1on1、#7のジャンプシュートを中心に点を重ね、追い上げを許さない。さらに残り2分、#5の3Pが決まり、21点差をつける。最後は土浦が13点差をつけて、70-57で試合終了。
最後まで持ち味の激しいディフェンスを続けた東海大学付属諏訪であったが、最後までゴールに向かう姿勢を貫き、リバウンドの粘り強さが印象的であった土浦日本大学が2回戦に駒を進めた。