Dコート第3試合は、秋田県代表の白のユニフォーム県立湯沢翔北と群馬県代表の青のユニフォーム前橋市立前橋との一戦。
第1ピリオド、湯沢翔北は1-2-1-1のオールコートプレス、市立前橋は1-2-2のハーフゾーンでスタート。湯沢翔北の#5髙橋がリバウンドショットでファウルをもらいまずは2点。市立前橋は速い攻めで#4佐々木が2点を返す。湯沢翔北は市立前橋のハーフゾーンに対してリバウンドに積極的に飛び込み得点を重ね、一方市立前橋はセットオフェンスで得点を加え、一進一退の攻防が続く。残り2分で市立前橋は#9原田の2本目の3P、速攻から#7高橋のゴール下シュートでリードを広げ、12-18市立前橋リードで第1ピリオドを終えた。
第2ピリオド、市立前橋はスリークォーターからディフェンスを仕掛け、ハーフゾーンディフェンスで守る。まずは、市立前橋の#9がジャンプシュートを決めリードを広げる。流れを掴みかけたところ、湯沢翔北がゴール下を頑張り#7篠原がファウルをもらいフリースローを着実に決める。互いに烈しいディフェンスを繰り広げ、思うように加点できないなか、湯沢翔北#4加藤、#5の3Pが続けて決まり、23-20と再逆点。市立前橋は、#6大川のゴール下、#7のミドルショットで25-26で逆点。両者互いに譲らない攻防が続くが、市立前橋#7の連続得点で28-30で第2ピリオドを終えた。
第3ピリオドは、湯沢翔北#4のスティールから同点に追いつきスタートしたが、市立前橋#6の連続得点を許し再度リードを奪われる。中盤、湯沢翔北の#7、#8髙橋のインサイドを絡めたゾーンオフェンスから#4、#5の連続3Pで逆点する。市立前橋はすかさずタイムアウトを取り、#4のドライブからリズムを取り返す。一方湯沢翔北は、#7がディフェンスリバウンドを頑張り、落ちついたゾーンディフェンスと積極的なリバウンドで逆点し47-41とリードを広げる。終了間際、市立前橋#8秋山の3Pで47-44と勝負は第4ピリオドへ持ち越される。
第4ピリオド、市立前橋は#4のドライブからの合わせで得点を重ねて47-48と逆点するものの、湯沢翔北の#11柴田、#5の3Pでリードを奪い返される。残り5分までは互いに一歩も引かない攻防が続くが、湯沢翔北は#5の連続3Pで一気にリードを66-52と広げる。市立前橋も最後まであきらめずに戦ったが力及ばず、72-59で湯沢翔北が2回戦に駒を進めた。最終得点は離れたものの、見応えのある試合であった。