第1ピリオド、聖和はオールコートコート、高瀬はハーフコートのマンツーマンディフェンスでスタート。先手を取ったのは、聖和#4阿部のドライブで先制。すぐさま高瀬#10吉田が3Pで入れ返す。聖和は#17今野、#5田村で点数を重ねるが高瀬も#5菊池の3P、#10のジャンプシュートで譲らない。その後も高瀬は#4高田の3P、聖和は#5のシュートでお互い持ち味を出していく。聖和#10岩佐のターンシュートを皮切りに、#4から#7柏への速攻、#13相原、#7のゴール下で一機に点数を広げ26-15、聖和11点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、高瀬は果敢に攻め、聖和のファールを誘発するが、点に結びつかない。残り8分28秒聖和#8鈴木の3Pが入って29-15となったところで高瀬タイムアウト。高瀬は2-3のゾーンディフェンスに切り替える。高瀬#6森がゴール下を粘って沈め、#5が3Pを決め追いすがる。しかし聖和はオールコートのディフェンスで高瀬のガード陣にプレッシャーをかけ、じりじりリズムを掴む。高瀬がマンツーマンに戻すが、聖和は#4から効果的にアシストパスがわたり、#7、#5が加点していく。聖和が#4のレイアップ、#5のゴール下と連続速攻が決まり42-22となった残り2分16秒で高瀬たまらずタイムアウト。その後も聖和#6が速攻を決め44-22聖和リードで前半終了。
第3ピリオド高瀬はゾーンディフェンスで反撃を試みるが、聖和は#5から#4へ速攻、プレッシャーディフェンスからパスミスを奪い#8がジャンプシュートを決め7分25秒52-23で高瀬後半1回目のタイムアウト。高瀬は#8三好が連続得点を決めディフェンスのプレッシャーを強めていく。しかし、聖和は#17が落ち着いてリバウンドシュートを、#4が3P、#6天江の速攻などで主導権を渡さず第3ピリオド68-32聖和大量リードで終了。
第4ピリオド聖和#17がジャンプシュートを決める。高瀬も#8のドライブから#6が合わせナイスプレイを見せる。聖和も#4を起点にゴール下へパスを突き刺し、点差を広げていく。残り5分44秒76-34となったところで高瀬後半2回目のタイムアウト。その後も聖和は#16合澤から#13へ、#6から#16へ次々鮮やかなパスを見せ力を緩めない。高瀬も#10が3P、#8の連続ジャンプシュートで意地を見せるが90-43で聖和学園が初戦をものにした。