23日Dコート第2試合、倉吉北と県立岡豊の一戦。
第1ピリオド、両チームのディフェンスはハーフコートマンツーマンで始まる。倉吉北は#4西村の3Pが決まると、#4のアシストから#6大許の2P、#4のドライブと、#4を中心に攻めて得点を伸ばす。岡豊は、#6吉村、#7田村のジャンプシュートが決まると#10篠田の3P、#4窪田の2Pと得点を決める。第1ピリオド後半、倉吉北が1-2-2のハーフコートゾーンにディフェンスを変えるも、県立岡豊が落ち着いて攻めて16-19で第1ピリオド終了。
第2ピリオド、倉吉北のディフェンスはハーフコートゾーン、県立岡豊のディフェンスはハーフコートマンツーマンで始まる。倉吉北は速いオフェンスで#5本田、#7田中が得点を決める。県立岡豊は速いパス回しからアウトサイドシュートを狙い、#4が3Pを決め一進一退の攻防が続く。残り2分、倉吉北は、#8日下部のリバウンドシュートがバスケットカウントとなり、勢いに乗る。38-33で倉吉北の5点リードで第2ピリオド終了。
第3ピリオド、倉吉北はディフェンスを2-3のハーフコートゾーンに変えて、苦しいシュートを打たせた後のリバウンドや、パスカットからの速いオフェンスで#4中心に得点を伸ばす。一方、県立岡豊のディフェンスはハーフコートマンツーマンで始まる。粘り強いディフェンスで相手のミスを誘うが、良いリズムでオフェンスにつなげることができず、55-39で倉吉北の16点リードで第3ピリオド終了。
第4ピリオドの立ち上がり、県立岡豊が激しくディフェンスし、#7のスティールからの速攻、#11原田の3Pで点差を9点に縮める。残り4分、県立岡豊#11が連続3Pを決めて3点差まで追い上げる。倉吉北は、堪らずタイムアウトを請求。ディフェンスを3-2に変えるが、その後も流れが変わらず、#11が3Pを決めて同点。県立岡豊はディフェンスをオールコートマンツーマンに変えて逆転を狙うも、倉吉北の#6、#4が落ち着いてシュートを決める。倉吉北が逃げ切り、63-59で試合終了。
ベンチの「あきらめない声」とコートに立つ選手の「あきらめないプレイ」が輝いていた県立岡豊であったが、最後まで足を止めずに走り、守り切った倉吉北が2回戦に駒を進めた。