第1ピリオド 開始早々のジャンプボールから鹿児島女子#15井ノ上が先制する。両チームマンツーマンディフェンスでスタート。お互い積極的にシュートを狙うがなかなか得点にならない。シュートが単発になるが、リバウンド、ルーズボールをがんばりシュートチャンスを作っていく。鹿児島女子がリバウンドから#5折田が走ってシュートを決めリズムにのるかと思われたが、小さなミスが続き同じような展開が続く。終盤、京都精華の#15渡邉のドライブ、#11室井のインターセプトから得点を重ね、11-16で京都精華リード。
第2ピリオド 開始から京都精華はスクリーンプレイからシュートチャンスを作ろうとするが鹿児島女子のディフェンスが頑張り24秒オーバータイムとなる。その後もお互いシュートが決まらず、3分鹿児島女子の#13宮嵜のフリースローがこのピリオドの初得点となった。両チームとも何とか得点を取ろうとするが、決まらない。京都精華が#5小西が3Pを決め、鹿児島女子のミスもあり少しずつ差を広げるかと思われたが、鹿児島女子の#5のゴール下や残り1分を切ったところで#15の3P、#5のシュートで踏ん張り、26-26の同点で前半を折り返した。
第3ピリオド、第2ピリオド同様、開始すぐのディフェンスを頑張り鹿児島女子が24秒オーバータイムを取る。京都精華はハーフコートでプレス気味のディフェンスでプレッシャーをかけに行く。鹿児島女子がうまくかわし、#7米澤のポストプレイを軸に得点を重ねる。しかし、小さなミスを精華女子が逃さず#4小関から#14山本への合わせプレイなどで応戦する。前半と違い、お互い得点を確実に決めていく。残り1分京都精華はプレッシャーをかけ京都精華#6南部のインターセプトから得点し終了と思われたが鹿児島女子#15がドライブでねじ込み44-45で京都精華1点のリード。
第4ピリオド 京都精華はフロントラインでのプレッシャーを強くしたことで#14のインターセプトなどで得点していく。鹿児島女子はうまくボールを回しているが、イージーシュートが決まらず、残り6分46-53となったところで鹿児島女子タイムアウト。鹿児島女子は#15がリバウンドを頑張りシュートチャンスをつくるが得点とならない。リバウンドを粘った京都精華が得点し52-59、残り1分30秒。鹿児島女子は、リバウンドは取れるものの得点にならない。残り24秒で京都精華タイムアウト。スローインは鹿児島女子、#15が思い切りよく3Pを決め、スローインからのボールを鹿児島が奪い#7が決めて57-59。その後のスローインを京都精華がキープして57-59で試合終了。最後まで両チームともによく粘り、白熱した展開の試合であった。