第1ピリオド慶進はハーフマンツー、富山は1-2-2ゾーンプレスから2-3マッチアップゾーンのチェンジングディフェンスで立ち上がる。慶進はボール運びでミスが出る。富山は慶進のターンオーバーからファーストブレイクを仕掛け、#4成瀬、#5村中、#7八嶋が得点していくのに対して、慶進はパスが思うように回らず苦しい攻撃になってしまい、#9高山、#17寺嶋の1対1の攻撃でしか得点することができない。34-10と富山がリードする。
第2ピリオド慶進のマンツーマンに対して富山のオフェンスのリズムが悪くなる。対する慶進も#9の3Pなどで追い上げようとするが要所で富山#4,#5に得点されてしまい流れを変えるまでには至らない。34-21と富山がリード。
第3ピリオド、富山は#4,#5、慶進は#4稲月,#9,#17で得点するがお互いに相手のディフェンスを攻めあぐみ膠着したゲーム展開となる。
最終ピリオドに入っても流れは変わらない。慶進は#4のカットイン、#17の3Pシュート等で最後まで追いつこうとするが、富山は#4、#8水島のインサイドでしつこく攻撃し、リバウンドをもぎ取り流れを渡さない。54-45堅実なゲーム運びで富山が2回戦に進出した。慶進は1Pの点差が最後まで響いてしまい残念だった。終始富山のゾーンプレス、ゾーン、マンツーのチェンジングディフェンスが機能し、慶進は自分たちのバスケットボールをさせてもらえなかった。