ウィンターカップ2016、Bコートのオープニングゲーム。岩手県代表の一関学院と、神奈川県代表の県立旭との一戦。
第1ピリオド 両チームともにマンツーマンディフェンスでスタート。一関学院#4佐々木が鋭いドライブからバスケットカウントを決め、良いスタートを切る。対する旭も#7楠本がゴール下、速攻と連続で得点する。一関学院は旭の厳しいディフェンスの前に思うように攻める事ができない。その隙に旭は#5安彦の3P、さらに#9平野がゴール下を決め、残り4分5-13となったところで一関学院がタイムアウト。落ち着きを取り戻した一関学院は#7田中の速攻、#6工藤のゴール下などシュートが決まりだす。残り1分、一関学院#6の速攻で16-19と3点差まで詰め寄るが、終了間際、旭#9がオフェンスリバウンドからゴール下をねじ込み、16-21旭が5点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド 一関学院#10高橋がジャンプシュートを決め反撃を試みるも、旭は#8熊谷がジャンプシュートで決め返し簡単に主導権を渡さない。その後も一関学院は思うように点差をつめることが出来ない。残り7分20-27となったところで、一関学院が前半2回目のタイムアウト。一関学院は#4佐々木の気迫あふれる1on1を中心に攻め込んでいくが、旭のディフェンスが厳しく苦しいシュートが続く。旭はスクリーンを多く使ったオフェンスで得点を重ねていく。27-43旭16点リードで前半終了。
第3ピリオド 何とか点差を縮めたい一関学院は#4がゴール下、ジャンプシュートと連続得点で奮起する。残り5分33-48で一関がタイムアウト。その後、一関は3-2のゾーンディフェンスに切り替え反撃を試みる。残り2分、一関は#5がジャンプシュート、ドライブと連続得点で39-51とし点差を縮めるも、旭は落ち着いてシュートを沈め41-59旭が18点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド 一関学院は変わらず3-2のゾーンディフェンス。開始早々、一関学院#4が3Pを決めるも、すぐさま旭の#5がロング3Pシュートを決め会場が沸く。残り7分46-62旭リードで一関学院が後半2回目のタイムアウト。一関学院はオールコートでプレッシャーをかけ、#8黒田や#7がシュートを決め、何とか流れを変えようとするも、旭は慌てずにシュートを決めていく。一関学院は#5のシュートなどで最後まで必死に追いかけるが、ここでタイムアップ。最終スコア55-74で旭が2回戦に駒を進めた。