第1ピリオド立ち上がり両チームともにマンツーマンでスタートする。柴田女子は#4西村のドライブインで得点するも、対する埼玉栄はすぐさま#4弘重が距離の長い3Pで返す。埼玉栄は#7吉田のゴール下、#4の2本目の3Pで得点し序盤を4-12とリードする。柴田女子も#4、#6上野、#8佐藤の連続得点で残り5分に10-12と流れを引き戻すが、埼玉栄#5梶原の連続3Pで勢いに乗る。柴田女子は13-21でたまらずタイムアウトをとり、流れを引き戻すことに成功し20-23で1ピリオド終了する。
第2ピリオドは柴田女子の激しいディフェンスに対し埼玉栄#4が3Pを沈めるもすぐに#7福井が3Pを返す。残り7分#6の3Pで逆転し28-26でこの試合はじめてリードする。#6のジャンプシュートで30-26となったところで、埼玉栄がタイムアウト。埼玉栄#11神山のゴール下で2本連続得点やショットブロックで粘りを見せる。お互い好ディフェンスを見せ得点を許さず、硬直した状態から残り2分38-31で埼玉栄が二つ目のタイムアウトをとる。埼玉栄#9石川がゴール下を押し込み終了間際はさらに#11のリバウンドショットが成功し追い上げ38-35で柴田女子がリードして第2ピリオドが終了した。
第3ピリオドはまず柴田女子#4のドライブインがファウルを誘い、バスケットカウントに成功する。埼玉栄は#8上澤のドライブから#5に合わせのパスが決まり得点に成功する。さらに#5がターンショット、3Pが連続して成功、43-42と迫る。埼玉栄#8のスチール、エンドスローインのセットプレーが成功し、一進一退の攻防が続く。苦しいゴール下の攻防の中、柴田女子#8の好ショットブロックで凌ぐ。残り4分柴田女子後半一つ目のタイムアウトを取る。柴田女子#6リバウンドショットが成功するが埼玉栄の#11が3Pで49-47と2点差に詰め寄る。
残り2分埼玉栄#5がコートに戻り、ターンショットを押し込み49-49の同点とする。ディフェンスが息を吹き返した埼玉栄は#8のスチールから得意の速攻で#7が決め49-51と逆転に成功する。柴田女子も応戦し#4ドライブで同点とする。51-51、このピリオドはお互い守りきりそのまま終了する。
第4ピリオドはお互いにディフェンスを強め、タフショットを誘い約2分間得点ができない。柴田女子#7がペイント内でファールを誘い、フリースローで1点を奪う。埼玉栄はすぐさま、#4がジャンプショットを返し逆転する。ここで柴田女子が後半2つ目のタイムアウト。その直後、埼玉栄が#9のスチールからの速攻、さらに#7のドライブから#5へのあわせ、速攻から#7ジャンプショットが成功し得点を重ね7点差とする。柴田女子も#4がフリースローを1本決めるが、5分を経過して、ここまでフリースローの合計2点と攻めあぐむ。残り4分柴田女子ようやく#5がドライブに成功し55-60とするが、埼玉栄#10にリバウンドゴール下ショットを決められる。すぐさま、柴田女子も#4の3Pで応戦するが、埼玉栄も#9ゴール下でのリバウンドショットを成功させる。一進一退となるが、柴田女子も流れを引き寄せ、#4ドライブ、#5の3Pと連続し1点差に。埼玉栄はベースライン#11神山ドライブ、立て続けに#10大和のジャンプシュートが決まり残り1分21秒で63-68の埼玉栄リードしたところで、柴田女子3つ目のタイムアウトをとる。柴田女子サイドスローインから再開から、鋭いドライブからファールを誘い#5がフリースローを2本成功させ68-65と3点差に詰める。残り46秒となり、埼玉栄の2つ目のタイムアウト。埼玉栄のスローイン後、#4が3Pでリードを広げる。柴田女子#5はフリースローを2本返し67-71と粘る。最後は埼玉栄がリードを守りきり67-72の5点差で初戦の勝利で飾った。お互いディフェンスが強化されているチームでありながら、ターンオーバーが少ないすばらしいチーム同士のゲームであった。